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スカーチョ?ジャコット?アパレル界の商品のネーミングが自由すぎる問題

ファッション用語

本業はアパレル業界のはじっこの方で雑貨のOEM生産をしています。

仕事ください

 

見た目ほど華やかな業界じゃないから、次は絶対この業界から離れようと思ってますけどね。

次々と新しい商品が出てくるこの業界、聞いたことのない商品名がいきなりでてくるのも珍しくありません。

今回はそういうファッション用語にまつわるお話です。

ファッション用語

ファッション雑貨

ファッション用語、特に商品名、アイテム名。

「スカート」「パンツ」「ベルト」「ネックレス」「ベレー帽」とか、こういうヤツですね。どんどん新しい物が出てきて覚えるのに一苦労です。

ここ何年かのヒットアイテムでは「ガウチョパンツ」とか「サッシュベルト」とか。
パッとどんなものか浮かばない人もいるかと思います。

でも、こういう商品はそれぞれ単体として確立されている商品名だから、慣れればそれほど違和感なく受け入れられるもの。

今回言いたかったのはそういう物ではなくって。

2つのワードを無理やりくっつけちゃった

流行りなのかなんなのか。
何年か前には毎日見てた「パイナポーペン」みたいな感じ。


何でもかんでもくっつければオシャレ感が出るってもんじゃないと思うのですが。

仕事柄デザイナーさんとの商談では、普通にこういうワードが出てきます。

聞いたことのない言葉が飛び交ってるよね

大体「ああ、〇〇ですね。売れてますよね」って感じで話合わせてるんだけど。
正直気持ちわりーなって思いながら愛想振りまいてます。


おとなですから

例えばこんな商品名、どんなものかお分かりでしょうか。

 スカンツ

「スカート」+「パンツ」=「スカンツ」です。

着ている時は一見スカートに見えるけど実は股が分かれているパンツのこと。

スカ―チョ

広義としてはスカンツと一緒だけど、「スカート」+「ガウチョパンツ」で「スカ―チョ」

スカンツはくるぶし丈くらい、スカ―チョは7分丈くらい、みたいな感じで区別する事は多いです。

テロンチ

「テロン」とした生地の「トレンチコート」でテロンチ

これは2つのアイテムをくっつけたものではなくて、生地感とアイテムを組み合わせた応用版。
考えてみたら、「テロンとした生地」なんてその人の主観じゃないかと。

テロンチ レディース
MIKA&MAYA(ミカアンドマヤ)

最初の人が、テロンじゃなくてトロンだよって言い張ったら「トロンチ」になってたかもしれないんですよね。


ドロンだったらドロンチ。
オレンだったらオレンチ。

今日オレンチ来ないか?

っていうかオレンってなに?

ティラウス

コレ、去年初めて耳にしたんだけど、最初はマジで何のことか分からなかった。

「Tシャツ」+「ブラウス」でティラウスなんだって。

「Tシャツ」の着やすさと「ブラウス」のきちんと感を持ち合わせた着まわし力抜群のアイテムっていうふれ込みでプロモーションしてました。

コーディガン

何年か前の秋冬に大ヒットした記憶があります。

「コート」+「カーディガン」でコーディガン。

要するに長いカーディガン。
ロングカーディガンでいいじゃんかって今でも思ってます。
とにかく新しくくっつけた造語で売り出せ!
っていう指令が上層部からあって無理やり作ったんだなって思います。
絶対。多分。きっと。

 ジャコット

「ジャケット」+「コート」でジャコット

created by Rinker
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ)

もうね、何でもアリなのかと。
既に「コート」の面影なくなってるし。
メーカー曰く、ジャケットのようなシルエットでコート並みの暖かさがあるのがウリなのだそうで。

「あったかいジャケット」でいいんじゃない?

(おまけ)ボクも造語を作ってみた

こういう新語、造語って元々は誰かの発想とか思いつきから生まれるのが多い気がします。
ブレストとかジャストアイディアとか、そういう意識高い系の発想で。

という事は、そんなにハードル高くないんじゃないかなと思うのです。

という事で

「サンダル」+「ブーツ」=「サンダーツ」

「ベルト」+「ストール」=「ベルトール」

「シャープペンシル」+「ボールペン」=「シャーボ」

「マフラー」+「カルピス」=「マルピス」

「カレンダー」+「グレープフルーツ」=「カレープフルーツ」

「カレー」+「牛丼」=「カレギュウ」

もう後半は何の事だかよく分からなくなってきてますね。


途中に懐かしい商品入ってしまってるし。
最後のなんか昨日食べてるし。

強引なまとめ

ファッションにおける新商品っていうのは、既存の物をリスペクトするところから生まれるケースがよくあります。

だけど、ただ意味もなく2つのものをくっつけるだけでは新しいものは生まれてこないのも事実。

今まで全く無い物を作り出す以上、そこには発想の転換があったハズで。
そういう仕事が出来る人こそが「デザイナー」とか「企画職」とか呼ばれるのではないかと。

そう考えると、ボクの本業って結構面白いことやってるなと改めて思った次第。

という事で来週の新規商品のプレゼンの構想を練る作業に入ります。

なにとなにを混ぜたらよいのだろうか

(結局同じ事しようと)

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