あっという間に平成の時代を思い出す事10年。
そろそろ昭和の記憶も懐かしい物になってくる時期かなと。
っていうか、今これを書いている感覚ですら懐かしさが満載なのです。
平成11年(1999年)
「1999年7の月、空から恐怖の大王が下りてくる」
↑
コレ分かる人はまあまあのお年かと。
ノストラダムスの大予言ってヤツですね。
前の会社の先輩が「どうせ滅亡するんだから貯金あってもしょうがない」っていってメチャメチャ散在してたのです。
マジでその後どうなったんだろうか………
『だんご3兄弟』大ヒット
CDシングル歴代新記録となる約290万枚。
「おかあさんといっしょ」で大人気、売れに売れて普通の歌番組でも紹介されてたりもしました。
当時のボクはまだ子供がいなかったから番組を見る事なんかはなかったけど、もしウチのムスメがこの番組見てたとしたら間違いなく買ってましたね。
っていうか、”CDシングル”っていうワード自体が時代を感じさせますね。
小渕第1次改造内閣が発足
元々の小渕内閣は自民党の単独与党だったんだけど、この改造内閣によって自由党との連立政権になります。
1月14日に発足して同年10月までが第一次内閣。
自民党と自由党の連立で「自自内閣」とか言われてたらしいけど、無理やり感が。
小渕第2次改造内閣が発足
で、次に第二次改造内閣。
今度は公明党が連立に加わって「自自公連立政権」と呼ばれる内閣に。
ちなみに自由党は翌年に分裂する事になって、最後はその分裂から出来た保守党が連立に加わるというややこしい図式になります。
コレは「自公保連立政権」と呼ばれていました。
「じじ」から「じじこう」になって「じこうほ」に。
コレ、なんかのクイズ番組の問題として使えるんじゃなかろうか。
『じじ、じじこう、それでは次にくる言葉は?』
って。
その他の出来事
平成11年の流行語

iモードとかメチャ懐かしいね
平成11年のヒット商品

クラスの女子の中ではチェキが流行ってたね
平成12年(2000年)
20世紀最後の年。
翌年から21世紀になるなんて全然実感が無かったんだけど、この変わり目には様々な問題が山積みだったのです。
2000年問題
2000年問題とはなんだったのか。
当時のコンピューターは年数を下2桁のみで処理していることが多かったんですね。
1999年なら99って感じで。
1999年から2000年に切り替わるタイミングで99→00となってしまう事が原因で、データベースの順序が狂うんじゃないかと。
結果として予想外の重大なトラブルが起きるのではないかと。
Y2K問題とも言われていました。
まあ、結局大きな問題はおこらなかったんだけど、当時はそっち方面の業種の方はかなりワチャワチャしてたと思います。
ハンズだかロフトだかが2000年問題対策のグッズを販売しててメチャメチャ売れてた記憶が残っています。
小渕恵三首相の死去
4月に脳梗塞を発症してしまった小渕首相ですが、首相の職は代理を指名するという形で引き継がれています。
そして緊急入院から1か月半後に残念ながら帰らぬ人となってしまうのです。
結構キャラクター的には好印象だったんだけどなあ。
ブッチホンとかね。
数少ない愛される総理大臣だったなあ。
2000円札
今考えてみたら何のために作ったのか。
最初は珍しくてわざわざ2000円の物買うのに万札だして、お釣りを2000円札4枚でもらったりして。
正直言って使い勝手が悪いんですよね、2000円札って。
実はこの紙幣の発行には西暦2000年の記念という意味合いもあったのです。
だけど、既に今の時点で使えない自販機とかもあるし、日銀には大量に流通していない2000円札が残っているとかなんとか。
最初はわざわざ手に入れようと思っていたクセに、いつしか割と積極的に使ってなくす方向にしていましたね。
その他の出来事
平成12年の流行語
平成12年のヒット商品
平成13年(2001年)
遂にやってきました。21世紀。
ドラえもん世代からしたら夢の世界でしか無かったんですけどね。
まあ21世紀になったからといっても、劇的な変化がいきなり起こったわけでは無く。
空中のパイプみたいな所を車が走っている訳でもなく。
東京ディズニーシーが開園
実はボクの実家から東京ディズニーランドまでは車で20分くらいで行けちゃうんです。
他人にはうらやましがられるけど、ボクはそんなに興味があるわ毛ではないのです。
当時の彼女(=今のヨメ)と遊ぶ時だって極力行かない様にしてた。
混んでるのヤだし。並ぶの嫌いだし。
ただ、ムスメ達が生まれてからは割とコンスタントに行ってます。
ボク以外の3人は基本的にはランドに行きたがってるんだけど、出来ればシーにして頂けないかと交渉もしてる。
シーならアルコール売ってるから。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが開園
同じ年にはもう1つの大きなテーマパークも開園しています。
コッチは行った事すらないですけど。
出張で関西に行ったときには近くを通ったりはしてるんだけど、どうも興味が沸かないのです。
ムスメにその存在が知られたら、連れてけラッシュになることが目に見えているのが目下の心配。
アメリカ同時多発テロ
全世界を巻き込んだ、ボクが知っている中でも最大最悪の事件。
会社から帰ってきたらニュースステーションやってて家族がテレビに釘付けになってて。
なんかの映画の最新作のプロモーションかな、なんて不謹慎な事が一瞬脳をよぎったんだけど、どうもそんな軽い感じでは無いらしく。ビルに飛行機が突っ込んでる映像が何回も何回も流れてました。
ボクの会社が民事再生法を申請
完全に自分の事件。
当時勤めてた会社(アパレル)が民事再生法の申請を決めました。
平たく言うと倒産したんです。
M&Aによって別の会社の子会社化にされて生き残りはしたんだけど、ボクは一段落した所で退職しました。
最終的にはMD職に就いていたので、生地屋さんとか工場さんとかにはかなり迷惑をかけてしまったかもしれない。
その節は申し訳ありませんでした。
その他の出来事

ipod出た時は衝撃でした。すぐ買いました。
平成13年の流行語

小泉首相はいろんな意味でイメージ変えてくれたよね
平成13年のヒット商品
平成14年(2002年)
個人的にはメチャメチャ浮かれまくっていた年。
遂にアレが日本で。
ワールドカップ日韓大会
小学生の頃には日本でワールドカップが開催されるなんて考えもしていませんでした。
Jリーグが出来た事だって当時からしたらものすごい進化なのですよ。
もうテンションあがりまくって、大会中はテレビっ子になりまくって。
前回初出場をしたフランス大会では3戦全敗というキツイ結果でしたが、何と言っても今回はホーム。
期待するなってのが無理な話で。
とはいえ、前の年にボクは会社があんな事になってしまったので、仕事がハンパなく忙しく。
実際にスタジアムに行くのはあきらめてました。
普通にテレビで見れるし。
なんなら会社の休憩室に3時間くらい入り浸ってたかもしれないです。
ベッカムフィーバーに影響されてソフトモヒカンにする男子も増殖していましたね。
この時期の選手が一番思い入れがあるし大好きです。
松田、森島、小野、スゲー好き。
イケメン枠の宮本選手が鼻を負傷してフェイスガードを付けた姿がバットマンって言われて更に人気が出てたり、相変わらず西澤選手は衿を立ててたり。
そしてロシア戦で記念すべきワールドカップ初勝利を挙げ、ベスト16という結果を残した日本代表の選手にはこの後数々の海外チームからのオファーが届く事になるのです。
あと、フーリガンにからまれたらどうしよう、とか思ってました。
その他の出来事
平成14年の流行語
平成14年のヒット商品

コレ、メチャ面白いから読んでみて欲しいな
平成15年(2003年)
「平成」という時代は終わりが決まっているので、ここが折り返し地点になるのです。
長いようで短いですよ、15年って。
六本木ヒルズオープン
正直に言います。
ボクは東京に拠点をおいているんだけど六本木ヒルズには1回しか行った事が無いです。
別に用もないので。
出来立ての時にたまたま近くのお客さんの所に行った帰りにのぞいただけです。
それもショッピングモールの最初らへんを歩いただけ。
ヒルズ族なんて言葉もありましたけど、多分この後も接する事はないでしょう。
日経平均株価が7,603.76円を記録
コレはバブル崩壊後の最安値。
日経平均株価っていうのは、日本を代表する225社の株価を足した後、除数と呼ばれる特殊な数値で割った数字のこと。
その225社の株価が落ちれば下がって、逆に株価があがれば上昇するので、この数値は日本経済全体の景気や企業の収益性をざっくりと示す指標として捉えておけばいいと思います。
日経平均が下落⇒日本を代表する225社の株価が下がっている
日経平均が上昇⇒日本を代表する225社の株価が上がっている
という事。
その他の出来事
平成15年の流行語
平成15年のヒット商品
やっと半分です。
思い出しながら調べながらここまで書いてきたんだけど、もう自分でも「アレはこんな前の事だったのか」「この時はボクは○○でイライラしてたなあ」のオンパレード。
そんなに毎年毎年大きな出来事なんかないじゃん、なんて思ってたのですが実際には出てくる出てくる。
次回からは平成の後半へとつながっていきます。
ではまた。
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