今回の記事には今や死語となったワードがチョイチョイ出てくるんだけど、違和感ない人は間違いなくボクと同世代。
仲良くしましょう。
インターネット環境の移り変わり

特に何がしたい、とかは全然なかったんですけどね。
ただただ持ってたらモテるかも、っていう不純な動機です。

「買ったらモテる」と思って弾けもしないギターも買ったよね

当時はそれでも画期的だったんだよなあ
ISDN(アイエスディーエヌ、Integrated Services Digital Network、サービス総合ディジタル網)とは交換機・中継回線・加入者線まで全てデジタル化された、パケット通信・回線交換データ通信にも利用できる公衆交換電話網である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ISDN
ノリと勢いで衝動買いをしたのですが、最初にやることはただ一つ。
あんな画像やこんな動画。
パラダイスを求めていたのは否定しません。
一歩間違えれば引きこもりになってたかもしれません。
ただし、その頃はwifiなんて便利な物はなくて、基本的にはインターネットへの接続って電話回線を使うのが主流だったのです。
だから普通にやってると接続してるだけで電話料金がかかるのですよ。
しかも遅い。
ダイヤルアップ接続であんな動画を落とすのはホントに大変だった思い出(結局落としてる)。
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10メガソコソコの大して画質良くない動画を落とすのに2時間とか。

ごめんよお母さん
何日かして、すごいことに気がついてしまいまして。

それだけだったら普通に1本300円で借りてきた方が安いんじゃないか???
実はこのimac、当時で18万くらいした買い物だったのです。
独身全開で自分の為だけにお金を使えていたのでキャッシュでポーンと。(当時はローン組むってことがいけない事に思えてた)
キャッシュでポーンは別にいいとしても、せっかくのimac、なにか建設的な使い方をしなければなと。
3日3晩動画を見ながら(やっぱり見てる)考えた結果。
ホームページとやらを作ってみよう

地元のツレも同じ物を買ってたので、お互いに作って見せ合う事を目的としてホームページを作る事にしました。
まさかの1対1の繋がり。
発信先は全世界じゃなくって唯一のツレ。
なんだかインターネットの使い方が間違っている気はしてたけど、その時はテンションあがりまくっていたので気にしませんでした。
ツレは野球、特にジャイアンツ愛をツラツラと書いてました。
選手名鑑とか過去の名選手とか、もう完全に自己満足の世界。
まあ当時のHPってそんなんばっかりだった気がします。
で、ボクはというと、今でも趣味として嗜んでいる「パチスロ」をテーマにした物を作る事に。
コレが今思い出してもチョー恥ずかしいヤツで。
ツレの自己満足HPを10倍にしたくらい。
ちゃんとネットサーフィンもして先人達を参考にしたつもりだったのですが、まあまあの黒歴史です。
コンテンツ(笑)はこんな感じ。
当時のホームページに大体共通してあったメニューですね。
今日はいくら勝ちました負けました。
どうでもいいし気持ち悪い。
トチ狂って自撮りした自分の目のアップとか載せてた記憶がある。
気持ち悪いです。(2回目)
素人全開で「自分が開発担当だったらこうするのにな。ウフフアハハ」なんて。
気持ち悪いです。(3回目)
今のブログでいう所のコメント欄みたいなイメージ。
今思うとかなりのカオス空間だった。
これ、毎晩せっせと作ってました。
その時の意欲とか行動力とか、今のブログにも欲しいかも。
当時のインターネットあるある
もちろんスマホもタブレットもないから基本的には自宅でのみのインターネット。
ネットカフェもwifiもない。
今では考えられないのですが、当時は普通にやってた事って沢山ありますね。
3つ以上「あるある」「わかるー」ってなった方、同志認定です。
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(笑)は今でも使う人いるけど
ネット用語、ネットの世界だけで流行る言葉使いみたいなのが氾濫していました。
8割方のコメントには文末に(笑)とかついてます。
今でいう所の”w”的な感じ。
というか、ボクは今でも(笑)を使う方が多いのかもしれません(笑)
(笑)ならまだ意味は分かるけど、末期は(爆笑)とか(核爆)とか、なにがなんだかわからないカオス状態になっていました。
おそらく(笑)の上位互換が(爆笑)、その更に上の表現として(核爆)ってなってたんじゃないかなと思います。
今考えると違うんじゃないかなって思います。

(爆笑)の上は(大爆笑)だ。
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キリ番ゲットした!….えっと、それで?
HPのトップページにはアクセスカウンターみたいなのを付けていて。

▲こんなヤツ。
訪問したホームページのカウンター、キリのいい数字だったりしたらBBSに書き込むのですよ。
「77777ゲットしたので記念カキコです」みたいな感じで。
キリのいい番号の事を「キリ番」なんて言って。
今しれっと書いたけど、書き込みする事をカキコって言ってたのも気持ち悪いですね。
カキコカキコ。
あと、ネット上でのエチケットを「ネチケット」って言ったり。
このキリ番というのが意外とこだわりの逸品でして、このキリ番をゲットする事に異常な執着をする人もいましたね。
今思うとなんの意味があったのか全く分からないけど。
立て続けに
「111111ゲットしました」
とか
「123456ゲットです」
とか
「777777を頂きました(核爆)」←出た、「核爆」
このキリ番ゲット報告、おんなじ人が書き込んでるのは別に珍しいことでは無くて。
リロードしまくってキリ番ゲットしてる猛者もいた模様。
もうホントに何の意味があったのか謎すぎて。
僕が知らないだけで特典あったのか。
キリ番ゲットした方には当HPの永久VIP権を差し上げます、とか。
まあいりませんけどね。
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謎の当て字
多分2CHとかで火が付いたんだと思うんだけど、スラング的な当て字を使う事がネット民の暗黙の了解、みたいな風習もありました。
今でもたまに見かけると「あーあ、やっちゃってるな」的な冷笑を浴びせられるレベル。
当時は普通に氾濫してたのです。マジで。
気になる人はggrks(←ちょっと使い方違う)
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夢のチャットソフト”ICQ”
当時はLINEもないしSKYPEも普及していない。
もちろんtwitterも。
そんな時にリアルタイムでチャットが出来るステキなものがありまして。

「ICQ」っていう名前は「I seek you」(あなたを探すよ)っていう意味から。
IMの草分け的な存在で、深夜のテレホタイムなんかはパソコンにかじりついてチャットしてた人も多いんじゃないかといたのではないでしょうか。
ボクもたまに使ってたけど、顔も見たことない人と夢のあるチャットをしてたわけじゃなくって、相手はさっき出てきた地元のツレ。
電話したほうが早いと思うけど、そうもいかないんですよね。
理由は2つ。
まず、電話する程話のネタがあるわけじゃない。
ダラダラと文字を打って疑似会話をするのが楽しいだけ。
もう1つの理由は、携帯なんてなかったから電話=家の固定電話。
夜中に家の電話使うのって結構な後ろめたさがあったのです。
ボクと同年代の同士なら懐かしいと思います。「カッコー」、「アッオー」っていう呼び出し音。
実は今でも生きてるみたいですよ、ICQ。スマホのアプリとして。
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インターネット黎明期あるある

黎明期におけるインターネットあるあるをダダダッと。
今から言うワードにピンと来たりニヤニヤしたり懐かしいと思ったりした人、ゼヒとも飲みあかしましょう。
ジオシティーズの何番地?
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先行者
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ポストペット
Yahoo BBが出た時の衝撃
テレホからADSLに変えた時の喜びと衝撃
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ではまた。