ちょっと待って!その行動は『軽犯罪』に触れていませんか?

軽犯罪 ヒマツブシ

日常生活の中でちょっとしたマナー違反ってよく目にします。

 

コレくらいはいいかな

みんなやってるししょうがないよね

 

でもそんな行為、実は法律に触れている行為だとしたら……..

時と場合によっては「知らなかったんで」とか「ついうっかり」とか、そんな言い訳が通用しない事だってあるから注意が必要。

マナー違反ですめばいいけど、法律に触れる事だって普通にありますからね。

今回はつい軽く考えてしまいがちな「軽犯罪」の話。

 

『軽犯罪』とは?

軽犯罪

その名の通り”軽度な犯罪を取り締まる為の法律”です。
一言で言うと”社会の秩序を守る為”に存在する法律ということ。

本人は法律に触れているという意識なんてないことがほとんどですが、日常生活の中でも意外と軽犯罪にひっかかっていることって多いんですよね。

 

 

ついついやってしまいがちな事例をいくつか見ていきましょう。

 

みんなオラに現金玉をわけてくれ!⇒軽犯罪に該当するケースも

ポルカの悪用

 

最近よく目にするネットでの支援システム。
この仕組み自体は特に違法ではありませんが、その使い方が極端になっている人も多く存在するようで。

元々は「フレンドファウンディング」と呼ばれていた通り、友達や近しい間柄の関係においての支援や手助けを目的としていたこのシステム。
いつのまにか不特定多数の人に「お金をたかる」というねじ曲がった使い方が蔓延しています。

これ、『物乞い行為』として軽犯罪法にひっかかる可能性がありそうです。

「ありそうです」という歯切れの悪い言い方になってしまうのは、polcaを使った物乞い行為にはまだ前例がないから。

 

Polcaって言っちゃったね

 

物乞い行為が抵触するのは「軽犯罪法」です。軽犯罪法は、一定の行為をした者について「拘留又は科料に処する」としていますが、その処罰される者に「こじきをし、又はこじきをさせた者」も含まれるのです。そのため、物乞いとはいえども、犯罪になることに変わりありません。
引用:法律の窓口

 

どこからがアウトなのかね

 

軽犯罪法に抵触する可能性のある物乞い行為というのは、不特定多数の人に対して不定期な期間に金銭などを乞う行為という認識で良いかと思います。

友人間のカンパ的なものは、対象の事例に対して限定された場面での支援という位置づけになりますので軽犯罪にはなりません。
ただしこれが説明のできる理由も無しに長期間にわたっていたり、支援を求める対象が広がり過ぎてしまったり、そういうケースになるとアウトになりますので気をつけましょう。

過去には動画の生配信で「お年玉ください」のような物乞いをしたとして、実際に検挙されたこともあるんです。

なぜ軽犯罪法にひっかかるかというと、国民の秩序に反する行為だから。
憲法27条1項に「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」と定められています。

上記の動画配信での物乞いはここに関連しているんです。
悪質なうえに簡単に真似できてしまうので、これはちょっと放置できないと判断されたと推測できますね。

ちなみに、生計の途がなく、働く能力があるのに仕事に就かず、住居も持たずに諸方をうろついた場合も軽犯罪法に抵触します。

勤労の義務に反しているということですね。

 

並ぶのイヤだから割り込んでしまえ⇒ダメ。軽犯罪。

わりこみ

 

電車待ちの駅のホームの並びや人気商品の発売日とか、日本人は行列が大好きですよね。

 

好きで行列してるんじゃないけどね

 

イライラするのはわかります。
時間がなくてあせっているのもわかります。

だけど行列に並んでいる人を脅して割り込んだり、列を乱したりするのは立派な軽犯罪。

行列割込み等の罪(第13号)という項目に明記されています。

確かに長い行列をみるとウンザリしてしまうのは分かりますけどね。

 

 

お釣りが多いぞ、ラッキー⇒ダメ。軽犯罪。

コンビニでレジフル稼働。
店員さん明らかにキャパオーバー。
ジュースとタバコ買って千円札で。

店員さんもワチャワチャしてるからお釣り数えるのも大変そう、っていうか確認しないでジャラジャラっと渡されるなんてこともありますよね。

 

あれ?お釣り多くない?

 

絶対にないとは言えません。

でも、明らかにお釣りが多いと分かっているのにそれを受け取ってしまった場合はその場で申告しないとダメなんです。

黙ってもらってしまうのは「ネコババ」です。

これが高額の場合になると、軽犯罪では収まらない可能性も。
詐欺罪が適用される事もあります。

過去には、分かっていながら多すぎるお釣りをそのまま受け取ってしまった事を理由に逮捕された事例もあるのです。

逮捕容疑は「支払いの1万5千円を女性店員が6万円と間違えて4万6千円のお釣りを渡したのに対し、そのまま申告せずに受け取ったこと」

 

さすがにコレはダメだよね

 

 

ゴミの日は3日後だけど邪魔だから出しちゃえ⇒ダメ。軽犯罪。

ごみ

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」というものがあります。
その中に”みだりに廃棄物を捨ててはならない”と明記されているんですね。

要するに「ゴミは決められた日に出しましょうね」って事。

悪質な不法廃棄はもってのほかですが、家庭でのゴミ出しルールを甘く考えてしまうのもダメですね。

ボクの家もそうですが、何軒かを1グループにしてゴミ出しスペースが設定されていたり、集合住宅単位でゴミの収集日を設定している場合、それを守らないと違法行為(みだりに捨てている)とみなされるケースもありますので注意しましょう。

その場合は5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科せられます。

 

 

飲み会楽しかった!帰りの電車でも騒いじゃえ!⇒ダメ。軽犯罪。

新年会や送別会、忘年会、それ以外にもお酒を飲む機会は多いと思います。

だけど飲みすぎて周りが見えなくなるのはダメですね。
楽しい気分が一気に台無しにならない様、駅や電車内でも注意が必要です。

他人に暴言を吐いたりからんだり。
まわりに人がいるのに大声で騒いだり暴れたり。

 

迷惑な酔っ払い…

 

コレ、「粗野・乱暴の罪」というものに触れてしまいます。

 

家に帰るまでが楽しい飲み会だよね

 

 

じゃあ家飲みしよ。家なら他人に迷惑かけずに済むしね。家だから騒げるね⇒ダメ。軽犯罪。

酔っ払い

電車とか公共の場で騒いだら軽犯罪になるのなら、家飲みすればいいじゃない。

って考えますよね。

だけど家飲みだったら全部許されるわけではありません。

大声で長時間騒いだり大音量で音楽かけまくったり。

 

迷惑じゃんね

 

マンションなんかでは特にそうですが、下の階に響く程の暴れっぷり。
こういう近所迷惑な行為は軽犯罪法に触れるのです。

これを「静穏妨害の罪」といいます。

最初は口頭注意で済みますが、改善が認められない場合は逮捕の可能性も。

 

 

しつこいナンパやキャッチ⇒ダメ。軽犯罪。

繁華街ではよく見かける光景です。

嫌がってんのにしつこく付きまとうナンパ。

歩く方向に立ちふさがって足止めしてくるキャッチセールス。

コレも立派な軽犯罪です。

軽犯罪法 第一条
二十八 他人の進路に立ちふさがつて、若しくはその身辺に群がって立ち退こうとせず、又は不安若しくは迷惑を覚えさせるような仕方で他人につきまとつた者
引用:軽犯罪法  電子政府の総合窓口 e-Gov

軽犯罪うんぬんもそうだけど、見ていて気持ちいいもんじゃないですよね。

 

 

どこに旅行行こうか?南極がいいね⇒ダメ。軽犯罪。

南極

南極に渡航する時には事前許可の申請が義務つけられています。

南極は人類共通の財産という観点から、環境保護を目的として「南極地域の環境の保護に関する法律」が定められています。

届出をせずに立ち入ってしまうと50万円以下の罰金が科せられます。

 

行きたくても手段がないけどね

 

 

まとめ|「軽」犯罪っていっても犯罪には変わりありません

軽犯罪法に違反すると、1日以上30日未満の拘留、または1,000円以上1万円未満の科料などの罰則が科せられる場合があります。

上記で紹介した事例のほかにも「こんなことがダメなのか」「これくらいみんなやってるじゃん」という軽犯罪も多々あるんです。

 

タクシーでオエッ

決闘に応じる

公共の場で警察官のコスプレ

 

これ、全部軽犯罪。

さすがに普通の生活で決闘をすることなんてないかもしれません。
だけど日常生活の中で「ついやってしまいがち」な行動が実は法律に触れているとしたら。

みんなやってるからいいや、ってみんなが思ってしまうと収拾つかなくなってしまいます。

軽犯罪のほとんどは、「マナー」とか「人としての常識」を意識すればおこさないで済むものばかり。

軽犯罪といっても、犯罪は犯罪です。
自分の行動を見直してみるいい機会なのではないでしょうか。

 

「会話泥棒」を取り締まって欲しいよね

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