魔法少女まどか☆マギカの魅力を知ってほしい

エンタメ

先日「魔法少女まどか☆マギカ」の記事を書いたんだけど、まだまだ言いたい事があったのです。

 

 

前回はおおざっぱなストーリーとか魔法少女達のキャラクター紹介がメインだったので、今回はそれ以外のステキポイントを紹介しようと思います。

 

 

魔法少女まどか☆マギカ

この物語には、実は一貫したテーマがありまして。
視聴者、ファンに向けたメッセージって言ってもいいかもしれません。

「どんな状況でも希望を捨てない事」

まどかを中心とした魔法少女たちは、みんなそれぞれに悲しい過去があったり現在進行形で悲劇の真っ最中であったりします。

マミさんの残酷な最期
さやかの魔女化
杏子の過去、それとさやかに対する想い
ほむらの壮絶な覚悟

 

まどかはこんなにも多くの悲しい状況に取り巻かれています。
更に、過去の魔法少女達も同じような絶望を味わってしまっていた、という事も知る事に。

だけど決してあきらめずに彼女達を救済するために考えて考えて考え抜くんです。
希望を捨てずに考えた結果、ただ1つの方法にたどり着きます。

 

「自分を犠牲にして魔法少女が魔女になるという法則をぶっ壊す」

結末としては悲しすぎる展開ですけど。
まどかが希望を最後まで捨てずに行動した事でみんなは救われるのです。

このメッセージが強烈で。

更に全12話という決して長くない放送クールの中で、構成の起承転結が秀逸。

ボクも3回くらい見てやっと理解できたかなってレベルです。

 

(起)まどかとさやかが魔法少女に出会ってその存在を知る
(承)最初に出会った魔法少女(マミさん)がまさかの退場
(転)さやかの魔女化という悲劇によって魔法少女の本当の意味が明らかになる
(結)まどかの決断、犠牲により宇宙の法則が変わり生まれ変わる

 

ざっとこんな感じ。
見事に伏線も回収されているのです。

 

魔女の描写がクセになる

 

「魔女」

想像してください。

こんなのとか思い浮かべましたか?

 

それかこんな感じ?

 

どっちも違うのです。
本作での魔女っていうのは、今までの常識を覆す勢いで描かれています。

魔女の結界とか魔女本体とか、本当に特徴的。
どちらかというと萌え的要素の強い主人公達に対して、気持ち悪い世界観。

”日常”と”非日常”を対比させているのです。

この作画を担当しているのが「劇団イヌカレー」というユニット。

 

 

得意とするコラージュの技法で一歩間違えればグダグダになってしまうような対比もうまく描写されています。

日常の三次元感に対して、魔女サイドの二次元感。

それぞれの魔女にもきちんとしたキャラ付け(性格や特徴)もされているので感情移入もできてしまう程に。

深く考えていくと止まらないんですよ。

魔女って元々は魔法少女でしょ、って事は、この魔女はどんな性格の魔法少女でどんな希望とどんな絶望を味わってしまったのかなんて。

さやかの魔女化の回で大きな衝撃を受けました。

いくつか参考までに。

 

薔薇園の魔女 ゲルトルート

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物語で初めて出てきた魔女。
性質は”不信”
デカくてインパクトバツグンの登場でしたが、マミさんにティロられてしまいます。
不信といいながらも、手下(使い魔)を攻撃されると分かりやすい怒り方をするカワイイ一面も。

お菓子の魔女「シャルロッテ(変身前/変身後)」

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かの有名な魔女。
性質は”執着”

変身前はかわいらしい姿なのでマミさんも油断したのか、簡単にティロってドヤ顔で決めたのですが……

だけどその時、口から次の形態が。

なんとマミさん、マミられてしまいます。

病院に産み落とされたグリーフシードから、お菓子の城の結界を作り出したという背景があります。

ネタバレですが、劇場版ではちょっと違った形で登場します。

 

影の魔女「エルザマリア」

魔法少女となって、ちょっと病みはじめてきたさやかにメタメタにやられます。
性質は”独善”

全身真っ黒で影のような姿。何か祈っている様な姿勢。

「全ての命に対して平等に救いを」という事を祈っているという設定。

魔女の中でもかなり強力だとか。

こんな強い魔女をワンパンするという描写によって、さやかのハンパない強さを引き立たせるという役割を担っています。

 

委員長の魔女「パトリシア」

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過去の時間軸で、まどか、マミ、ほむらと戦いました。
性質は”傍観”

ほむらの練習相手的な位置づけでした。

コレ、他の魔女と比べてみて違和感ないですか?
空の青さもいい仕事をしているんですが、これだけなんだかオドロオドロしくないと思いませんか?

コレ、イヌカレーのコラージュ手法ではなくって、普通のアニメと同様にセル画での描写なんですね。

「普通の魔法少女っぽいデザイン」にしたとの事。

確かにそんな感じがしないでもない。

人魚の魔女「オクタヴィア・フォン・ゼッケン・ドルフ」

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さやかが魔女化した姿です。
性質は”恋慕”

上半身は騎士⇒魔法少女さやかの名残り

下半身は人魚⇒さやかの恋の結末を人魚姫の物語になぞらえて

全てにおいてさやかのバックボーンが描かれていて泣けます。

結界内は水族館風(恭介とのデート場所)だったり。
結界内にはさやかとの思い出の映像っぽい物が流れていたり。
貼られているポスターの裏には「LOOK AT ME」(私の事をちゃんと見て)の文字があったり。
恭介の夢(バイオリニスト)の影響からか、オーケストラ風の使い魔を従えていたり。

切ないです。

舞台装置の魔女「ワルプルギスの夜」

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出ましたラスボス。
性質は”無力”

登場時の名称は「?????」となっており謎めいていました。

絶望的な大災害を起こすほどの力をもっていて、普通の魔女とは比べ物にならない巨大で凶悪な魔女。

常に逆さまの状態でフワンフワン浮遊しています。
他の魔女と一線を画すのは、1人の魔女を中心とした複数の魔女の集合体という所。

もとの1人って誰?っていう疑問が新たに出てきちゃいました。
コレは明らかにされていないですね。そういえば。

歯車が上側、青いドレスをまとった人形の部分が下側となっているんだけど、デフォルトの状態がコレ。
この形態を見慣れてしまっているんで深く考えてはいなかったんだけど、ちょっと気になったんでひっくり返してみます。

 

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ドロンジョ様みたい……..

まあ確かにラスボス感は出てますね。

これ以外にも過去の時間軸で出てくる魔女や使い魔などはたくさんいますが、どいつもこいつもきちんとしたキャラ付けがしてあるんでヒマがあったら調べてみても面白いかもしれないです。

楽曲。

何回か見返してストーリーとか世界観をある程度理解してから聞いてみることをおススメします。
歌詞の持つ意味とかも聴くたびにしみてきますよ。
まどマギといえばまずはコレ。

コネクト

 

唄:ClariS 作詞:渡辺翔 作曲:渡辺翔

交わした約束忘れないよ
目を閉じ確かめる
押し寄せた闇 振り払って進むよ

いつになったらなくした未来を
私ここでまた見ることできるの?

溢れ出した不安の影を何度でも裂いて
この世界歩んでこう

とめどなく刻まれた 時は今始まり告げ
変わらない思いをのせ
閉ざされた扉開けよう

目覚めた心は走り出した未来を描くため
難しい道で立ち止まっても
空はきれいな青さでいつも待っててくれる
だから怖くない
もう何があっても挫けない

振り返れば仲間がいて
気がつけば優しく包まれてた

何もかもが歪んだ世界で
唯一信じれるここが救いだった

喜びも悲しみもわけあえば強まる想い
この声が届くのなら
きっと奇跡はおこせるだろう

交わした約束忘れないよ
目を閉じ確かめる
押し寄せた闇 振り払って進むよ
どんなに大きな壁があっても
越えてみせるからきっと
明日信じて祈って

壊れた世界で彷徨って私は
引き寄せられるように辿り着いた

目覚めた心は走り出した未来を描くため
難しい道で立ち止まっても
空はきれいな青さでいつも待っててくれる
だから怖くない
もう何があっても挫けない

ずっと明日待って

ほむらちゃんの生き様、想い、覚悟みたいなものがギュギュっと入った歌詞です。

でも、最初はそんな深い所まで気が付きません。

まどかが「魔法少女に私はなる!」みたいな約束をしてるんでしょ、くらいのイメージかなと。

ほむらが時間遡行を繰り返しているっていう事が明らかになった瞬間、メチャメチャ鳥肌たってしまいました。

完全にこの歌詞とつながった!って。

僕調べでは歴代1位の泣けるアニメソングです。

ちなみにBD/DVD版では違う曲をエンディングテーマとして採用しています。

これもまた名曲。

 

 

劇場版も記録的な大ヒット

[前編] 始まりの物語
[後編] 永遠の物語

いわゆる総集編的な作品ですが、TV版を見てからでも絶対に楽しめる。
っていうか引き込まれる。

その後完全新作として、[新編] 叛逆の物語も公開されています。

 

これは、まどかが円環の理になった後の世界の話。
ほむらメインの作品と言ってもいいかもしれません。

色々と裏切られますよ。
いい方の意味で。

このお話についても別の機会に書ければと思います。
まだまだ書き足りない事や、知ってほしい事はいっぱいありますが。
ネタバレしすぎてもアレなので今回はこのへんで。

ではまた。

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