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子供が読書離れしないように「桃太郎」を超くだいてみる

桃太郎

去年の夏休み。
ムスメ2人の宿題をかなり手伝ったのをふと思い出しまして。
宿題の中でも最後に残しがちなラスボス。

そいつの名前は「読書感想文」

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読書感想文というラスボス

読書感想文がなんで後回しになっちゃうかって言うと、まず本を読むのが億劫。

漫画とか絵本だとスイスイ読めちゃうんだけど、活字を長時間読むのがどうしても苦手らしく。

とはいえ、何か読まない事にははじまらないので好きな本をそれぞれ用意していました。

だけど本の内容によっては、子供には難しい言い回しとか、時代や登場人物の設定とか、ちょっと難しいんじゃないかな、っていうのも少なくなくて。

こうなると、子供も最後まで読み切れないで飽きちゃう⇒感想文が書けない⇒なんとか書いても的を得ないただのあらすじ説明に⇒親に頼る⇒親めんどい。

っていう負のスパイラルが発生する事になってしまうのです。

という事で。

言い回しを変えちゃえばいいじゃない

みんな知ってる桃太郎を例にしてみましょう。

新訳:桃太郎

そういえばさ、結構前の事なんだけど。
メッチャ面白い話あったんだ。

好きな事で生きていく2人

新卒で入社した会社を3か月で辞めた夫婦がいてさ。
「翔真」と「優奈」っていう二人。基本、自給自足のダッシュ村みたいな生活してたんだよね。

山や川に囲まれたいい所だから、翔真は山で草刈ったり野草取ったりしてんの。優奈は専業主婦だから家事全般やっててね。
ロハスに憧れての田舎暮らしだから、服は川で洗って外に干してんの。
でね、優奈が川で洗濯してたらさ、なんかデッカイ丸い物が流れてきた。そりゃビックリするよね。
「え?ちょっ、マジ?ありえないんだけど」って。
近くまでいた時に良くみたらなんか桃っぽいんで拾っとこうと。
コレはインスタ映えするなって事でとりあえず写メ撮って。

後で翔真にも見せてやろうと思って持って帰ったんだ。
腰イワしながら。
帰ってきた翔真の第一声は「ウワ!キモ!」。
もちろんインスタとツイッターにすぐあげたけど。

桃から生まれた

その日は翔真の働きが足りなかったのか、大した収穫がなく。
優奈は正直「コイツつかえねーな」って思ったよね。
そういえばデカい桃みたいなやつあるじゃん、コレいっとこう、ってデキるオンナ感満載で提案。
この時二人にまさかの展開が起こるなんて、誰も予想してなかったんだけど。

桃から子供出てきたwww

もうね、ホラーかと。
最初は大き目の種かと思ったみたい。
でも細かい事を気にしないのが翔真と優奈のいい所。
0.05秒で、この子供を育てようって事に。
受け入れるの早すぎるけど。
漢字の画数とか意味とか、そんなの気にしてるヒマなかったからとりあえず「桃太郎」でいんじゃね、くらいのノリで。

桃から出てきたってだけで桃太郎。
翔真と優奈の子供が桃太郎。
多少キラキラネームのニオイもするけど桃太郎。

犬との出会い

 で、まあ、そんなこんなで大きくなった桃太郎。
自分の名前も受け入れてすくすくと成長した桃太郎。
そんなある日、最近このあたりで騒いでる「鬼」っていうチームにみんなが迷惑してるっていう事を翔真と優奈から聞かされた。

ちょっと暇だし軽くシメてくるわ、って軽いノリで出かけることになったんだけど。急に不安になる桃太郎。
相手は何人いるかわからないチームだし、完全アウェーだし、こっち一人だし。
そんなドラマみたいに1対100でカッコよく勝てる訳ないよね、って急に不安になったチキンな桃太郎。

今更家に帰って「誰かついてきて」なんて言えないし….と足が重くなる桃太郎。
とりあえず武器欲しいなって思ったので、近所のホームセンターで木刀的なものでも買おうかと。
その時ドーベルマンみたいなデカい若者が倒れてるのを発見したんです。
見た感じ20代くらい。

何コレ、ドッキリ、とか思ったんだけどしばらく誰とも話してなかったし、恐る恐る話しかけてみた。そしたら腹減って動けないと。
桃太郎は優奈が作ってくれたデコ弁持ってたから(家ではコレを”きびだんご”って呼んでるらしい)ちょっと分けてあげた。
そしたらソイツ大喜びで「なんか手伝うよ」って。

鬼っていうチームをシメに行くんだって言ったらもうノリノリで。
桃太郎よりは年下っぽいんで、見た目で「犬」って呼ぶことにした。

猿との出会い

やっと話相手が出来てテンションが上がってきた桃太郎。
犬は今新卒で入った会社を辞めて自分のやりたい事探すために旅してるんだって。
好きな事で生きていくんだって。
そんな二人の前に今度は何やらこっちをチラチラ見ているメガネ君が。
なんか猿っぽい感じで落ち着きがないから無視してた。


コレ、絶対話しかけて欲しいヤツだよな、って犬と相談した結果、可哀そうだから話しかけてみる事に。「何やってんn……」

「あ、ヒマなわけじゃないぞ腹も減ってないぞ僕はいそがしいんだ他人の手伝いなんかしてる時間はないんだからなでももし食べ物くれたら少しくらいは話聞いてやってもいいかなって思ってる自分もいたりいなかったりするけどお前らどうするんだ」

なんかウゼえ。そしたら、犬がその見た目からは考えられないくらいの低姿勢で、「もしよかったら一緒に行きませんか?食べ物はこの人(=桃太郎のデコ弁)がくれるからさ」って。
猿のプライドを傷つけず、仲間に誘う。
こんな高度な技があるなんて。

犬の意外な一面を見た桃太郎。

まあ仲間は多い方がいいしね。なんかの役には立つだろう、と。

キジとの出会い

桃太郎、犬、猿のトリオになった一行。
若い男子が3人集まったら話題はアレになるよね。
「犬さ、前の会社で彼女とかいなかったの?」とか「猿はさ、どういう女の子がタイプなんだ?」とか。
犬は一応遠距離恋愛中で、1年で帰るからって行って待っててもらってるんだって。猿はというと、「僕は女なんかに興味はないですよ大体女なんでめんどくさいだけで大変ですよでも向こうから来たら一回くらいつきあってもいいかなとはおもってますけど」だって。

やっぱりウゼえ。

しかも絶対チェリーだぜコイツ。

桃太郎の話なのにチェリー。

そんな話をしていたら向いのコンビニが騒がしい。
近づいてみたら女の子が店員さんと揉めてるっぽい。
近くにいた人に聞いてみたら、パン買ったんだけど、どうやら財布落としてお金払えないんだって。

まあ誰かがなんとかするわなって先を急ごうとした一行なんだけど猿がいない。
気づいたらコンビニで女の子の代わりにお金払ってた。

っていうかオマエお金持ってたのかよ。
名前を「キジ」という事、家に帰る途中で家は鬼のいる方向だとういう事、猿が聞けた情報はそれだけ。

っていうかキジちゃんは早く解放されたがってるんのがミエミエなんだけど。
その空気を読めないのがチェリー猿。
半分強引に「通り道だから送っていくよ」って提案する始末。
しかもまた桃太郎のデコ弁勝手に食わしてるし。

「鬼」との最終決戦

チーム「鬼」の事忘れてた。
勝手に凶暴なチームっていうイメージでいたコッチが悪いんだけど、行ってみたらなんてことはない。

犬がバーン!

猿がキー!

キジがドーン!

桃太郎がペチ

え?マジで?ってくらい簡単に終わっちゃいました。

鬼は「いんたあねっと」という不思議な道具を使って、小金を稼いでいるグループでした。
だから実際にケンカするのは慣れてなかったみたい。

別にこっちが強要した訳では無いんだけど、皆さんにって事でおみやげももらったし。
今からちゃんと就活してマジメに働くって言ってたらしい。

エピローグ

ミッションクリアして無事に帰った一行。

犬はまだ地元には帰らないし、猿はキジちゃんと離れたくないし、キジちゃんは一回家に帰ったけど、チャリで10分で来れるし。

せっかくだからみんなでなんかやろうぜ、って事で起業する事になりました。

これが後に社長(桃太郎)月に行くことになる(株)MOMOTOWNが発足した瞬間である。

めでたしめでたし。


なにこれ?

子供向けとしてはちょっとアレな感じになってしまったので、そういう意味では当初の目的とは離れてしまったかもしれません。

だけど感情移入はそれなりにできるのではないかと。

ちなみにこの話で一番お気に入りは猿。
完全にビジュアル浮かべながら書いてましたね。

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