この2つの記事で、年末恒例の大掃除に対する心構えみたいな事をエラそうに書きました。

もうやりきった感じになっちゃったよね
いろいろと調べていて気が付いたんだけど、大掃除のやり方って人それぞれで。
みなさん独自の掃除方法とか便利グッズとか持ってますね。
前回の内容は、どちらかというと正統派の掃除方法です。
それはそれでいいのですが、ちょっとした裏技を使うと楽しくできそうな気がします。
という事で、今回は掃除に関する豆知識とか裏ワザとか、そんな感じで書いていこうと思います。
・掃除が少しだけラクになるかもしれません。
・掃除が少しだけ楽しくなるかもしれません。
・掃除をしていなかった過去の自分を張り倒したくなるかもしれません。
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手抜きできる所は徹底的に手を抜きましょう

大掃除って、限られた時間の中でミッションをクリアしなくてはいけないんです。
HPとテンションが残っているウチにどこまで出来るか、それが掃除の結果を左右すると言っても過言ではないのです。
最初は細かい所までキレイにする気満々で取りかかるのですが、飽きはじめたら急にテンション下がってしまって。
「まあ、こんなもんでいいか」
そんな感じで強引に終わらせてしまう未来がみえちゃいますよね。

どこを手抜きできるか、見極める力が必要だよね
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みんなの大掃除の裏技

家にある物だったり100円ショップで売っている物だったり、意外な物が意外な所で役立つ事がよくあります。
前回書いたTシャツの生まれ変わりもその一例です。
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エプロンじゃなくてレインコート
ちょっとした掃除なら問題はないと思いますが、大掃除に限って言うとエプロンだけでは心細いです。
全身を防御した方が安心しますよね。
予想外の所で予想外の汚れに遭遇してやる気をなくしてしまわないためにも。
そんな時は100円ショップで打っているレインコートを羽織るのも手。
浴室の掃除をする時なんてコレ着てたら完璧です。
多分、ボクがやる事になると思うんだけど、レインコート着てシャワーでビシャーってやってる姿見たらムスメ達もやりたがると思います。
いつ参加したがるかわからないので、こっそり子供用のも買っておく事にします。
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古歯ブラシのポテンシャルを最大限に
上のバラけた毛を少しだけカットすると更にいいみたいです。
毛先が広がったままの物よりも汚れを掻き出してくれるのです。
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サッシの溝とか、特に角の隙間
丸洗い出来れば一番いいんだけど、そんなわけにもいかないので。
基本は拭き掃除でやっつける事になりますね。
元Tシャツさんの雑巾もいいけど、もっと良さそうなのがありました。
食器洗うスポンジを縦にカット、格子状に切れ目を入れる。

▲こんな感じで
いい感じに隙間まで入ってくれるので、面白いようによごれを掻き出してくれるんです。
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網戸の表と裏は1回で
水を多く含ませたスポンジを2つ用意します。
網戸を挟み込むようにして拭くと1回で完了できます。
しかも両方のスポンジがお互いに汚れを吸い取ってくれるというおまけつき。
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細い溝って雑巾もスポンジも入らない….
奥様でも彼女でもムスメさんでも、とにかく女性の古いストッキングを提供してもらいます。

法に触れない範囲で用意しましょう
無事に入手できたら適当にカットします。
雑巾とかブラシが入り込めない隙間とか溝にねじ込んで両端引っ張る感じでゴシゴシ。
伸縮もあるので奥の方に溜まってる汚れも掻き出してくれますよ。
ちなみにストッキングには水道の蛇口周りとかの金属部分もキレイに磨ける嬉しい効果もあるのです。
100円ショップでも売ってると思うし、これを口実にして気になるあの子に近づくチャンスと考えてもらってもいいです。

いきなり「ストッキングくれよ」って言われた女子がどんな反応するかは考えてからだけどね
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やっぱり拭けてる感がないと楽しくない
細いスキマとか、身体が入らなくて手を伸ばさなければ拭く事の出来ない所とか。

「拭けてる感」がほしい
「拭けてる感」っていうのは、雑巾だと届いてるかどうか分からないからせめて感触だけでも…っていうイメージです。
という事で、軍手をはめて直接拭いてみましょう。
薄めた中性洗剤を指先につけてゴシゴシ。
浸みてくるのが気になるのならインナーにポリエチレンとかの透明な手袋するとか。
テレビの裏でごちゃごちゃになってるコードの束とかもコレで一気にふいたらホコリがごっそりとれますよ。
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油汚れにはミカン
まず下準備。

ミカンもぐもぐ
今回使うのはミカンの皮です。
ミカンの皮には「リモネン」という成分が含まれていて、このリモネンは油汚れにものすごく相性がいいんです。
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ガスコンロ周りのベタベタギトギト
コイツに効果的な技は「煮汁拭き」
皮を10分くらい弱火で煮ていきます。
出てきたその煮汁を洗剤代わりにして拭いていくと効果的。
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電子レンジの内部のベタベタヌルヌル
こっちには皮そのものを使った「蒸気拭き」
適当にちぎった皮をキレイにしたい所に入れて少し加熱。
熱と蒸気が無くならないウチに一気に拭いていきましょう。

ほのかにただようミカンの香りで女子ウケも狙えます
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フローリングのツヤを取り戻したい
お米のとぎ汁をワックス代わりにして磨きましょう。
フローリングの溝のホコリもとりつつピカピカツルツルです。

とぎ汁ゲットするためにゴハンいっぱい食べよう
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新聞紙で窓ガラスの掃除
いちいち雑巾を何度も絞って拭いていく必要はありません。
なんならガラス用クリーナーもいらないです。

新聞紙を濡らしてふくといい、って隣の奥さんがそっと教えてくれたんだよね
繊維の細かさがガラスの汚れを拭きとってくれて、しかもインクの成分がツヤ出し効果にもなるんですよ。
って隣の奥さんが小声で教えてくれました。

まさかのドロ沼展開かな
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キッチンの排水溝にはアルミホイル
常にキレイにしておきたいキッチンの排水溝。
ちょっと放置するとヌルヌルになるから厄介です。
ほっとくと取り返しのつかない事になってしまいますよね。
普段から洗剤で洗っておけば致命的な事にはならないと思いますが、せっかくの大掃除なので化学のチカラも借りてみましょう。

① アルミホイルをゴルフボール大に丸めて3つくらい排水溝の中に投入
② 水に触れたアルミホイルが化学反応
③ 金属イオンが発生して、この抗菌作用でヌメリや臭いを防止
子供の自由研究にさせたいくらいです。
出来ればこの作業は白衣を着てメガネかけてやって欲しいです。
女子だったら白衣の中はひざ上タイトとか履いててほしい。
もちろんストッキングは薄目の黒で。

調子にのるのはそこまでだ
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リモコンのボタン周りはパックできる
テレビのリモコンって、細かい隙間が多くてゴミがたまりやすいですよね。
しかもボタンが多いのでちまちまゴミをとるのはめんどくさい。
めんどくさいんです。
楊枝とかでホジホジしてもいいんだけど、何かの間違いで壊れちゃったりしたら取り返しがつきません。
そんな時には木工用ボンドを薄く塗ってパック。
完全に乾いたら丁寧にはがします。
超ラクだしなんかクセになる楽しさがありますよ。
ゴミやホコリも一緒にはがれてくるんだけどその時のペリペリ感、何回やっても飽きないですね。
プチプチ潰してる感覚に近いのかもしれません。
ただ、調子のって隙間にボンド流し込みすぎるとゲームオーバー。
そこは自己責任で。
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キーボードは歯のケアを参考に
↓センシティブな内容(?)を含みます。

▲ボクの会社のキーボード。リアルなヤツ。

はずかしい部分をみられちゃったね
これこそ普段からこまめに掃除しておけよって話なのですが、大掃除に便乗してしまう事にします。
全部のキーを外してから拭きまくったり、なんなら丸洗いしたりするのが理想形ではあるんですけどね。
多分ボクが一人でそれやったら元の位置に完璧に戻せなくなると思います。

「こんにちわ」って打ったつもりが「fjksもchbぉ」
なので、とりあえずのクリーニング方法です。
キーボードって「歯並び」に似てると思いませんか?
最初は何度か登場している古歯ブラシで掻き出そうとトライしてみたものの、どうも歯と歯の隙間にブラシがとどきにくい。

はっきり「歯」って言っちゃった
そこでリアルに衛生士さんからも使うように言われている「歯間ブラシ」を使ってみました。
エライ事になりました。
↓センシティブな内容(?)を含みます(2回目)


うわあ…
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物欲が止まらない便利グッズ

最終手段としては、市販の便利グッズを使うのもアリかと思います。
ラクしてキレイになるならどんどん使うべきなんですよ。
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軽々キャリー 持ち上げ棒
てこの原理を利用して重い物でも軽々移動。
これなら一人でも大き目のソファを動かす事のもいけそうです。
小学生の頃、雑巾を足で踏んで「スケートだよー!」って掃除していた人はボクと同志。
まあ怒られたんですけど、これなら堂々とできますね。
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粗大ゴミ解体セット
コレはもうホントにひとめぼれ。
大き目の家具とか処分しようと思ったら基本的には粗大ゴミになるじゃないですか?
粗大ゴミの処分には費用がかかります。

解体しちゃおうよ
というもっともらしい理由をつけていますが、完全にフォルムがカッコいいという理由。
大人の力をフル活用して買おうと思っています。
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最終手段(大人の力最大限に)はプロの技

これを言ったら身も蓋もないんだけど、まるっとプロにお任せしてしまうのも一つの手かもしれません。
こういう代行サービス屋さんのクオリティは素人と比べ物にならないくらい高いんです。
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まとめ|メリハリをつけて効率のよい大掃除を目指しましょう
新しい年を迎える時には、家の隅々までキレイにしておきたいですよね。
とはいえ、時間の制約のある人がほとんどだと思います。
日ごろから気をつけておけば、年末だからと言って無理する必要のない部分だってあるんです。
逆に頻繁には手を付けられない大物の掃除は、この機会にこなしておきたいもの。
効率のよい準備、心構え、便利なグッズ、こういうものを上手にコントロールしながら楽しい大掃除ライフを過ごしていきましょう。
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