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【就職活動中の人や新入社員へ】「スーツを着る」よりも大事な事は他にある

ボクの就職活動の時期はバブルが弾けた余韻に浸っている時でした。
「就職氷河期」ってヤツです。

結局11月頃に内定もらったんだけど、年が明けても就活続けてる友人も少なくありませんでしたね。
決して皮肉とか負け惜しみではないんだけど、こういう厳しい環境の中で真剣に動いた事は自分の中でプラスになったのではないかな、なんて。

会社を選ぶ基準は人それぞれだし、今の時代、終身雇用なんて過去の産物でしかないんです。
最初に入った会社で一生働く、なんてことは今や少数派。

でもまあ、真剣に考えて真剣に行動してほしいなって思います。

社会人になるという事、自立するという事は自由な部分もある反面、自分の行動に責任を持つという事だから。

会社員がオワコンだとかわけわからない事言ってる人達もいるみたいですけどね。

仕事に対する心構えとかをエラそうに言うつもりは別にありません。
(言いたくなるような甘えん坊新人はよく見かけるけど)

だけど礼儀やマナーのような部分くらいは身につけておくべきで。

大人になって社会経験が増えた今となっては、なんでそんな事を気にしていたのか全く覚えていないのですが、細かい所が気になってしまう人もいるのではないでしょうか。

今回は就職活動を頑張ってる人、これから社会人として新しい世界に飛び込んでいこうとしている人、そんな人達が戸惑いがちな服装について考えていこうと思います。

スーツ着なくちゃダメなの?

就職活動 スーツ

クッソ暑い時期でもお構いなしに、街中でちゃんとしたスーツ(上着付きで)を着てる就活生。

見ててかわいそうになるくらい汗だくで。

しかも、会社訪問なんて、今まで行った事のないエリアに行く事も少なくないだろうから、当然時間もかかるし。
汗ダラダラ流しながら一日に何軒も回るのってやっぱり大変だなって感心します。

まあ、それが就職活動っていうものだから仕方ないと言ったらそれまでなんだけど、ちょっと違和感を感じています。

いつでもスーツを着なくちゃいけない風潮っておかしくないかなって。

確かにスーツ着てたらちゃんとしてる、っていうイメージはありますよ。

だけど、スーツを着てたらそれでOKって思いこむのはヤメたほうがいいんじゃないかなと。

スーツにはスーツのルールがあるのだから。
むしろルールを外してしまった時の痛手はかなり大きいのです。

”スーツを着る”という事よりも大切な事

確かに第一印象は大事。

スーツをなぜ着た方がいいと思われるのか、答えは簡単。
相手に対して失礼のない服装だから。

相手に対して失礼のない外見をしていれば、その先の会話や行動に信頼がおけると思いませんか。

そういう意味で考えると、スーツを着ている事にはちゃんとした理由はあるんです。

「顔は全然気にしない。中身が全てデスヨ」なんて言ってる女子ってイマイチ信用できないんですよね。
そもそもパッと見が「うわぁ」な人の中身を知りたいって思うか?って。

どんなにポテンシャルを秘めていても、相手が自分の事を知ってみたいと思ってくれなかったらそのポテンシャルをアピールする機会さえない。

そういう意味で「スーツを着ている」っていうのは、自分の中身をアピールする為には大切なのかもしれません。

ただ、「スーツを着ている」事で全てがうまくいくかっていうと、そうではない。

”スーツ着てるから”っていうだけで安心したら怖いですよ。

清潔感とマナー

ホント、コレ一番大事。
どんなに高いスーツを着てても、常識を知らないと逆効果ですからね。

例えばシャツの裾が片方だけビロンビロン出てたり。
女性だったらせっかくのスーツを台無しにしちゃうような残念なアクセを付けてたり。

ただの就活ユニフォームとしてスーツを着ている人は、一度考えてみてください。

新入社員の人だったら、身近にいいお手本はたくさんいるはず。
きちんとした大人としてのスーツの着方を盗みましょう。

カッコつけて着崩したりするのはもうちょっと後でいいんです。

大人達がなんでスーツを着用してるかっていうと、ビジネスマナーだから。

細かいルールは慣れというか、この後いくらでも経験しながら覚えていけるからあんまり気にしなくていいと思います。

それよりも気を付けて欲しいのは、自分が今着ているスーツは相手にとって不快な印象を与えないかどうか。

「清潔感」ってヤツですね。

コレは本当に大事。

清潔感っていうのは、自分で思っている以上に気を遣わなくてはいけないポイントがたくさんあって、100パーカンペキにするのは難しいし、いつでもどこでも清潔感ふりまける人なんて竹内涼馬くんくらいしかいないと思います。(ソースはウチのムスメ)

スーツ着用の際に最低限覚えておきたいポイント

繰り返しになってしまいますが、相手に不快感を与えない事が一番大事です。

ただし「不快感」というのもまた受け取る人によって様々だから、会社組織の一員として恥ずかしくないビジネスマナー的な部分にしぼって解説します。

前ボタン(男性)

ジャケットの一番下のボタンは留めないのがルール。

3つボタンのジャケットだったら上2つ、2つボタンのジャケットは上の1つだけを留めます。

ちょっと迷うのが、段返り3つボタン(一番上のボタンが襟の裏に隠れているタイプ)。

これは2つボタンと同じ捉え方でOK。
上の1つだけ留めれば問題ありません。

前ボタン(女性)

ちょっとややこしいんだけど、女性の場合はボタンは全て留めるのがルールなんですね。

着席時はボタンを外す?外さない?

これはTPOに合わせるべき事例。

だから絶対にコレだ、とは言えないのですが。
ただし、捉え方の個人差もまだまだあって、年配の方の中には「ボタンを外すのは失礼」と考えている人も多いのも事実。

そういう人を相手にする時は、ボタンを留めたままの方が良いかもしれませんね。

ポケット

スーツのポケットは「物を入れる機能」として考え無い方がいいです。

男性にありがちなのは(普段でもバッグを持つ習慣がない人は特に)なんでもかんでもポケットに入れちゃうケース。

上着のポケットにケイタイ。
内ポケには音楽プレイヤー。
パンツの後ろポケットには財布、しかもパンパンに膨らんでる長財布。

ヘタしたらカギもジャラジャラしてるかもしれない。

想像したらわかりますよね。

サイズ感

男性でも女性でも共通して言える大事な事は「サイズのあった物を着用する」という事。

パッツンパッツンだと残念な印象を与えてしまうし、なにより窮屈で動きにくい。

女の子がバルンバルンの上着来てるのは目のやり場に困ってしまいますし。

袖口とか丈とかが余りまくっていると、なんか借りてきました感が出てしまう。

自分の体形にあった物をチョイスする事が基本中の基本ですね。

コートの位置づけ

春先とか冬場とか、コートを着る機会っていうのも多いのだけれど、コートについてもルールというかマナーというか、知らないとメチャメチャ恥ずかしい事があるのです。

人に合う時はコートを脱ごう

スーツはビジネスにおける正装なんだけど、コートはあくまでも防寒着っていう位置づけです。

だから面接でも商談でも、人と合う時にはコートを着たままっていうのはかなりのマナー違反。
意外と重要視していない新人くんが多いって聞いたことがあるのですが、そもそもコート着たままだと動きにくくないんですかね?

どのタイミングで脱ぐ?

相手のエリアに入る前には脱ぐべきです。

大きな会社だったらエントランスがあって受付があって、その先がオフィスになっている事が多いと思います。

こういう場合はどこで脱ぎますか?

相手がいるのはオフィスエリアだから、そこで脱ごうと思う人も多いと思います。

でもコレは間違いです。

エントランスは既に相手のエリアです。

受付で訪問の意図を告げた後にコートを脱ぐっていうのはマナー違反なんですよ。

受付の人だって相手先の人だから。

ボクの取引先の商社さんで聞いた話なんだけど、少し前までは就活生の面接会場において、受付に座ってる女性が実は採用担当チームの人。
もうこの時点でマナーチェックは始まっているんですね。

受付が無くて、ビルのエレベーター降りたらいきなりオフィスエリアという形態も最近では多いと思います。

ボクの会社もそんな感じ。

知らずにコートを着たままエレベーターに乗ってしまい、降りた瞬間に焦ってコートを脱ぐとか、あんまりカッコよくないです。

そのエレベーターの中で一緒になった人が目的の会社の関係者で、すでにそこで値踏みされてる事だって考えられますからね。

ちなみに、どのタイミングで着るかは逆の事を考えればわかると思います。

スーツ着てたら無敵なの?

とまあ、エラそうに書いてきたんだけど、実はボクはスーツ反対派。

普段もスーツを着る事ってあんまりないし。
何かあった時にだけクローゼットから引っ張り出すレベルなのです。

だから、季節やシーンを問わずにスーツが義務化されている様なお堅い業界には興味がありませんでした。

どっちがいいとかじゃなくて、業界とか仕事内容にそった考え方でいればいいのではないかと。

そういう考え方でいくと、1つ前の会社はちょっと合わなかったのかもしれないです。

別にスーツが基本だからっていう訳ではなくて、そういう細かい部分の縛りつけが窮屈でしかたありませんでした。

アパレルなんだけどスーツ着ていないと上からの見る目が3割ダウンするみたいな感じ。
この場合の「上」っていうのは直属の上司じゃなくって、支店長とか事業部長とか、そのへんのレベル。

だからこの会社で出世したいヤツらはかなりお金かけてたんはないかなと思います。

どこどこのスーツが8万で買えたぜ、とか。

ボクは興味ゼロだったので違う所にお金かけてましたけど。

この会社、割と歴史のあるので社内ルールがきっちりと出来上がりすぎていたのかもしれないです。

ボク以外にもスーツが苦手で、ジャケット+チノパンみたいな服装で来てた社員もいるんだけど、何かあると「そういう服装だからダメなんだ」とか「スーツ着れば成績もどうにかなるのだ」とか言われてました。

そういうんじゃないのにな、って思いながらボクはグラミチのクライミングとか。

同じ様な色目のジャケット用意して「スーツ着てますけど何か」風な顔して。

社則にスーツ強制の項目は無いけど、雰囲気的にスーツ着用していない物は下に見られる空気がスゴくイヤでしたね。

大事なのはTPOにあわせること

就職活動していた頃はスーツを着ている事が確かに多かったけど、まわってた業界がアパレル関係だった事もあるので「自由な服装でお越しください」っていう所も少なくなかったです。

今でもそこは同じ感覚だと思うけど、ココで調子に乗っちゃうと大変な事になってしまいます。

「自由」=「なんでもいい」って変換してしまったらダメなんです。

いくらアパレルって言ったって、初対面の、それも面接してくれる人と会う時にスウェットはない。

しかも変なロゴの入ったヤツ。
ゼッタイ寝る時着てるヤツだろって。

あと、一緒にグループ面接に入った女の子。

自由な服装って言われてたから、自分の個性を出すっていう意味では正解なのかもしれないけど。

着てきたのがちょっとロリ入った感じのフリフリのスカートにニーハイ。
軸はブレてないから見る人が見たら評価はするとは思います。
ただ残念なのは、今面接に来てる会社が扱っているのは、主に百貨店ブランド。

ターゲットは30代の働く女性なんだぞって。

ここまでの残念ケースはレアだと思うけど、スーツを着るか否かっていうのは難しい所ではあると思います。

「自由」っていう線引きをどこにもっていくか悩むくらいなら、無難にスーツ着とけよってなっちゃっても仕方ないし。

そういえば逆に完璧にスーツを着こなして、とても良い意味で印象付けられていた人もいましたね。
その人が自分を一番魅力的に見せられる服装がスーツだった、という事です。

こういう場合の「自由な服装」っていうのは、まず前提として相手に不快感を与えない事が必要です。

それを踏まえた上で、自分の好みや個性をさりげなくアピールできると良いのではないかと。

右へならえは面白くない

影響力のある企業さんが率先して、リクルートスーツを着用しなくても公平な選考が出来るような環境を作ってくれるといいと思うのです。

夏場のクッソ暑い時に、無理して長袖の、しかも黒とかネイビーとか熱を吸収するような色の上着を着て、毎日毎日何時間も屋外を歩き回るのって、ホントに大変だと思いますよ。

「隣の人が着てるから」「みんながこういうカッコだから」とか、そういう理由でスーツを着ているのなら、少しだけ柔軟に考えてもいいのではないでしょうか。

実際社会に出ると、こういう考え方は逆に低い評価になるって事もありますので。

右へならえ的な考え方で働ける程今の世の中は甘くないです。

自分にしかできない何か、他人とは違う武器、そういう物を求められているハズ。

本当に大事なのはそんな事じゃない

毎日頑張って就活してる人とか、目的意識をしっかり持っている新入社員の人達の事は素直に尊敬します。

でも最近目に付くのは、新入社員と思われる人たちの、ちょっと残念な言動や態度。

ここへきて一気にメンドクサイオジサン的な意見になりますが、就職して社会人になった事への責任はきちんと認識した方がいいのではないかと。

という事を。

すごく言いたい。

言いたすぎる。

だから言っちゃった。


一生懸命就職活動して入社したんでしょ、って。

「今の若いもんは」なんて言うつもりは全然ないけど、学生と社会人って決定的に違う部分がいくつもあるのです。

きちんと理解している新入社員がどれだけいるのかなって、少しだけ不安になってしまったのは否定しません。


最後にちょっとだけマジメな事言うとですね、今年の新入社員然り、今から頑張る就活生然り、可能性というかポテンシャルというか、期待値は無限大にある物なのですよ。

それを発揮できるかどうかは自分の考え方次第。

頑張って欲しいです。

コレは結構マジで。

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