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「わからない事が何かわからない」「わかっていない事がわかっていない」もう何がなんだかわからない。

わからないこと

めでたく新社会人になったり転職して新たなステージに進んだり、環境の変化に伴う戸惑いは誰にでもあると思います。

なぜ戸惑うのか、コレは単純な事で。

わからない事だらけだから。

わからない事は決して悪いことではありません。
わからない事はわかるように努力すればいいだけの話です。

そんなイメージで読んで頂ければと思います。

「わからない」がゲシュタルト崩壊したよね

こんな人におすすめの記事

・新しい事を始めるにあたりわからない事が多すぎる
・わからない事にどうやって向き合えばいいのかわからない
・わからない事をプラスにもっていくメンタルを身に付けたい

「わからない」事は悪いことではない

ボクのメインのお客さんの所のデザイナーさんが退職される事になりました。
で、その後任の方と先日お会いしまして。

どこも人手不足なんで仕方ないとは思いますが、全く違う部署から配属されてきた若い女の子。
今月の初めから引き継ぎを兼ねて動いているらしいのです。

まあさすがにこういう業種で働いている事もあって、ファッション大好き、トレンドには敏感、って感じではありました。
でも、仕事としてのスキルや知識があるかどうかはわかりません。

当たり前ですけどね。

まあそれはこの後色々な経験の中で身についてくるものだから、それほど心配はしていませんでした。
それよりも本人が1か月弱この業務に携わっていた中で、漠然とした不安があるという事を聞いたのです。

この漠然と、っていうのがなかなか厄介です。
不安の対象がはっきりしていれば、それを潰すための対策ができるから。

まあまあ困っていたので、彼女の上司(ボクとほぼ同世代のMD)と一緒に聞き取りの場(アルコール的な飲み物つきで)を設けてみた所。

彼女の不安はただ一つ。

何がわからないのかがわからない

という事だったのです。

わからない事がなんなのかわからない

誰だって最初は戸惑う部分ですよね。

ボクだって過去2回の転職の時はどうやって仕事を進めたらいいのか全然わからなかったし。

”仕事を進める”以前に「何をどうやったら仕事になるのか」がわからない、的な不安です。

新入社員だったら、最低限の研修っていうか教育っていうか、遠慮しないで聞きまくれる時期が少なからずあると思うんだけど。
中途入社とか部署異動とかだと、そうも言っていられないのも事実。

なんでもかんでも手取り足取り教えてもらえる、っていう事はないのです。

「なにがわからない」のか、どんな意識を持てばいいのか、いくつか例をあげてみましょう。

そもそもの段取りがわからない

自分の置かれている業務っていうのは、何を目的としているのか。
コレが理解できていないと、そこへたどり着くための段取りがわかりません。

必然的に「何をしたらいいのかわからない」状況に陥ってしまうんですね。
コレは基本的な事なので恥ずかしがらずに上司とか先輩に聞いた方が早いと思います。

そして、そのミッションの最終地点、目的はどこにあるのか、それを理解する事。

ここがポイントです。

ボクの仕事だったら「納期通りにカンペキな商品を納める」事が目的だから、そこから逆算していくと、何をいつまでにどうやったらいいのか、が自ずとわかってきます。

HINT

やるべきことの最終地点から逆算して考える事で、この「わからない」は解消できそうです。

専門知識が足りない⇒話についていけない⇒何のことだかわからない

上司だったりお客さんだったり、いわゆる指示を出す側の人は恐らくその道のプロフェッショナル。
普通に使っているワードだって素人からしたら、「?????」だったりする事が多いハズ。

さらにその会社だけで通用する言い回しとかもあるから厄介ですよね。
変に略しちゃう事も珍しくありません。

「4425825のリピトート、〇◆★の777で1000プラスロス。キューニーゴセントラルで。カクでOK」

知らない人が聞いたら、何語しゃべってんだって思いますよね。

でもボクは理解できます。
なぜなら一応この仕事のプロフェッショナル。
そしてこの相手とのやりとりは慣れてるから。

翻訳しましょう。

「品番4425-825のリピート(追加)のトートバッグを、生地品番〇◆★の777番色で1000本、ロスを3%コミで。9月25日にセントラル物流センター必着です。確定のオーダーです」

こういう事です。

関係者、経験者じゃないと絶対にわからない言語ですよね。
まあこれはちょっと極端な例ですが。

経験で覚えることでしかない部分も当然あるから、ある程度の期間が必要な専門知識がある事は仕方ありません。
だけど、自分で調べたり周りの人に聞いたりすることで身につけることの出来る知識もたくさんあるんです。

そういう部分は積極的に覚えていきましょう。
変なプライドとかは丸めてゴミ箱へポイ。
それを意識してみると、少しずつ話についていけるようになると思います。

自分の立ち位置とか役割とか、何をする事が正しいのかが見えてくるのではないでしょうか。

HINT

勉強したり人に教えてもらったりする事で、この「わからない」は半分くらいは解消できそうです。

「わかっていない」という事実がわかっていない

コレは周りが指摘してあげるべき案件だと思います。
本人には自覚も悪気もないケースがほとんどだから。

だけどコレってかなり重要なポイントで。
「わかっていないまま」進んでしまうと取り返しのつかない事になってしまうリスクがあるんですね。

ウチの会社は、雑貨のOEM生産が主軸の商売です。
2~3年前に中途で入ってきた営業のヤツ(あえて”ヤツ”って言い方にします。理由はいつか)が大失敗をした事がありました。

結構な大事件になったんだけど、本人は割と最後の方まで事の重大さがわかっていませんでした。

むしろ自分の持てる知識をきちんと活用して動いたのに何で相手は文句言ってんだ、って逆ギレしそうな勢いで。

あるブランドさんのノベルティのトートバッグの生産依頼があった時のこと。
ヤツはヤツで自信満々に取り組んでいたんだけど、本体の生地がサンプルと量産で全く違うという事でクレームが入りました。

サンプルは日本で材料手配、日本で縫製した商品。

コレをもとに中国の背景で量産するのが今回のミッション。
だけど、日本で手配した生地と全く同じ生地なんてあるわけがないですからね。

考えられる方法としては、
①サンプルと同じ生地を日本から送り込んで作る
②中国の背景で代用の生地を用意して事前に提案して了承をとる。

このどっちかだと思うんですよ。
だけどヤツの言い分はこんな感じ。

「ココの工場でトートバッグを作る時はこの生地を使うのが常識なのに、なんでクレームが入るんですかね。実績もあるしなんの問題も無いじゃないですか」

お客さんにしてみたら「しらねーよ」って話です。

オマエの所の常識なんて知らないけど、なに勝手に生地変えてつくっちゃってんだよ、と。

まさに正論、っていうかこれこそ常識。

ボク達も気づいていなかったんだけど、ヤツは「サンプル通りの物をオーダーしたんだからサンプル通りの物を作るのが当たり前」という事がわかっていなかったんです。

自分がこの事を「わかっていない」という事実がわかっていなかったため、なんだか変な進め方になっていたんです。

その後日本から正しい生地を支給して再生産する事でお客さんには了承いただいたのですが、一歩間違えれば取引停止にもなりかねない大事故でした。

HINT

本人の意識改革は大前提ですが、周囲が少し注意してあげる事でこの「わからない」は軽減できそうです。

わからない事が多いのは当たり前

何でもどんなジャンルでも、最初っからカンペキに分かってる人なんている訳ないです

だから「わからない事だらけ」なんて悲観する必要はないし、あんまり気にしなくていいんじゃないかなって思うんです。

ボクももうちょっと若い頃って、変にカッコつけて分かったフリしてました。

話についていけない事はダメな事っていうおかしなマイルールがあって、しかも他人(特に女性とか年下)にわからない事を聞く事がとてもカッコ悪い事、っていう間違ったプライドのかたまりで。

知ったかぶってても何の得にもならないって、早く気が付くべきですね。

今じゃね、もうアホなフリして何でも恥ずかしがらずに聞きまくってますよ。

たまーにおんなじ事3回くらい聞いてるよね

大切なのは、他人に聞くでも自分で調べるでも何でもいいから、今よりも少しだけ積極的な考え方をする事だと思うんです。

コレが出来る人は絶対に周りからの評価は高くなると思いますよ。

わからない事がわかれば、そのわからない事をどうすれば良いのかがわかります。

だからわからない事を恥じる必要は全然ありません。

むしろ、わからない事が多いという事はそれだけ多くの事を吸収しようとしている、という事なのではないでしょうか。

何回わからないって言ったかわからなくなっちゃったね

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